男性の不妊症に関する情報
夫婦関係の悩みには、不妊症も多い悩みの一つです。子供好きな夫婦にとって、子供が出来ないと言う事は、大きな悩みの一つになります。
不妊症と言うと、女性に関係する症状と考える人が今でも多く、特に年配の方には多い傾向です。その為、子供が出来ないと言う事を、無意識に、お嫁さん側の問題と考えてしまうケースも多く、中にはこの事で、夫婦関係が危機に陥る場合もあります。
然し、男性の不妊症も多いのが現実です。
多くの場合、不妊体質かどうかは、検査をしないと分かりません。子供が出来ない不妊症を、罪のない妻側の問題にしないように、男性の不妊症に対する、最低限の知識を持つ事が、夫側のマナーであると言えるでしょう。
男性の不妊症の主な原因は、精子に問題がある場合と、精子に問題が無い場合の、二つのケースに大別できます。
精子に問題がある場合の原因としては、精子濃度が低い状態である乏精子症、精子が無い無精子症、精子はあるが精子に元気が無い状態を示す精子無力症等があります。
次に、精子自体には問題の無い、男性の不妊症の原因としては、逆行性射精、精巣上体炎、閉塞性無精子症等があり、これらの症状は、精路通過障害の中の症状と言う事になります。
精路通過障害とは、精子は問題なく作られるのですが、通り道に問題があって、精子がうまく運ばれない状態です。 |